第1問(仕訳) 対策のコツ
実際の問題レベル
第1問は仕訳が15問出題されます。
配点は全45点(各3点×15問)です。
基本的な問題が多く比較的カンタンですが、問題数が多く、 得点比がとても高いです。
着実に、かつスピード感を持って解きましょう。
対策効率の高い分野
「頻出」かつ「間違いやすい」分野を復習するのが効率的です。
以下の3分野の復習をオススメします。
- 減価償却の考えを含んだ固定資産の売却
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【例】令和1年8月1日に取得した備品(取得原価:¥150,000、残存価額:¥60,000、耐用年数:6年、定額法により償却、間接法により記帳)を、令和4年3月31日に¥120,000で売却し、代金は翌月末に受け取ることにした。
なお、決算日は12月31日であり、減価償却費は月割りで計算するものとする。
第1回予想模試(第3問)より
- 預り金の仕訳
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【例】従業員に対する給料¥200,000を支払うにあたり、従業員の社会保険料¥15,000と、所得税の源泉徴収額¥18,000を差し引き、残額を現金で渡した。
第1回予想模試(第4問)より
- 現金過不足の処理
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【例】 金庫を調査したところ、紙幣 ¥150,000、得意先振出の小切手 ¥200,000、約束手形 ¥100,000、郵便切手 ¥2,000が保管されていたが、 帳簿上の残高は¥400,000となっていた。
原因が不明であったため、現金過不足勘定で処理することにした。
第2回予想模試(第2問)より
【参考】過去15回(第141回~第156回)分の出題データ(※第155回は中止)
※ 「当座預金の処理」や「商品の売り上げ」などは「頻出」ですが「カンタン」なので、その場で対応できます。
論点 | 出題回数(※) | 掲載ページ |
現金過不足の発見 | 1 | 現金過不足 |
当座預金の処理 | 13 | 当座預金、普通預金、定期預金 |
普通預金の処理 | 11 | |
小切手の振り出し | 2 | |
費用の処理 | 11 | 小口現金と費用の処理 |
商品の仕入れ | 2 | 商品売買の基本 |
商品の売り上げ | 4 | |
掛仕入れ | 3 | 買掛金と売掛金 |
売掛金の回収 | 4 | |
返品 | 2 | 商品の返品 |
仕入諸掛 | 1 | 仕入諸掛と売上諸掛 |
売上諸掛 | 3 | |
約束手形の振り出し | 2 | 約束手形 |
固定資産の購入 | 7 | 固定資産 |
固定資産の売却 | 3 | |
貸付金 | 1 | 貸付金と借入金 |
借入金 | 3 | |
手形貸付金 | 1 | 手形貸付金と手形借入金 |
手形借入金 | 1 | |
前払金 | 1 | 前払金と前受金 |
前受金 | 4 | |
未払金 | 8 | 未払金と未収入金 |
未収入金 | 4 | |
仮払金 | 3 | 仮払金と仮受金 |
預り金 | 4 | 立替金と預り金 |
受取商品券 | 1 | 受取商品券 |
株式の発行 | 1 | 株式会社の設立、増資 |
会社の費用となる税金 | 5 | 貯蔵品の棚卸し |
決算整理仕訳 | 1 | |
収益の未収 | 1 | 費用と収益の未収、未払い |
損益振替 | 2 | 帳簿の締め切り |
現金過不足の処理 | 2 | 現金過不足の処理 |
減価償却(直接法) | 1 | 固定資産の減価償却 |
減価償却(間接法) | 1 | |
固定資産の期中の販売 | 1 | |
貸倒引当金 | 2 | 貸倒引当金の設定 |
前期の売掛金・受取手形の貸倒処理 | 3 |
第1問(仕訳) 対策のコツ(← 今ココ!) | |
第2問(補助簿・勘定記入・伝票記入) 対策のコツ | |
第3問(精算表・貸借対照表と損益計算書) 対策のコツ |