現金過不足の処理
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現金過不足を覚えていますか?
『現金過不足』とは、帳簿上の現金額と実際の現金額が違う時に使う「仮の勘定科目」でした。
現金過不足のページで勉強したように、現金過不足の仕訳をする場面は次の3通りでした。
①と②については、現金過不足のページで勉強しました。
このページでは、③「決算まで原因が分からなかったとき」について勉強します。
現金過不足の決算時の仕訳
『現金過不足』は「仮の勘定科目」です。
なので、決算までこの勘定科目の残高がある場合は、
これを取り消し(残高をゼロにして)、正式な勘定科目に置き換えなければなりません。
『現金過不足』の借方残高(左)がある場合(現金が不足している場合)は、
「何かの費用が発生した」と考えて『雑損(費用)』に置き換えます。
『現金過不足』の貸方残高(右)がある場合(現金が過剰にある場合)は、
「何かで儲けた」と考えて『雑益(収益)』に置き換えます。
例題1
期末を迎えた。現金過不足(借方)が800円あるが、原因が不明のままなので、雑損または雑益として処理する。
例題2
期末を迎えた。現金過不足(貸方)が500円あるが、原因が不明のままなので、雑損または雑益として処理する。
理解度に応じて、ふせんの色を変更しましょう。
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