減価償却の月次決算

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月次決算とは?

これまで1年に一度の決算を前提に説明してきました。
しかし1年に一度だと、その月に「減価償却費」「貸倒引当金」「家賃」などが一気かかり、びっくりするような費用が計上されてしまうかもしれません。
そのような「サプライズ」を防ぐために、1ヶ月に一度「大体分かっている費用」を計上する仕組みがあります。
これを月次決算と言います。

月次決算のイメージ

なお、簿記3級では「減価償却」に限定して出題されます。

例題1

備品について、8月分の減価償却費2,000円を計上した。 なお、当社の減価償却は間接法で行っており、決算日は3月31日である。
(勘定科目は『備品減価償却累計額』を使うこと』)

例題1

例題2

建物の減価償却については、 毎月1,000円を4月から2月まで月末計上している。 この度期末を迎え、減価償却費の年間確定額15,000円との差額を計上する。 なお、当社の減価償却は間接法で行っており、決算日は3月31日である。
(勘定科目は『建物減価償却累計額』を使うこと』)

例題2

理解度に応じて、ふせんの色を変更しましょう。

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