当座預金、普通預金、定期預金をイラストで解説!
- 今回はじめて
- 40分
普通預金
私達が使っている預金は、普通預金や定期預金です。
普通預金は、いつでも引き出せる代わりに、利息は低いです。
定期預金は、期間が終わるまで引き出せませんが、利息は高いです。
普通預金は、勘定科目『普通預金(資産)』として扱われます。
「普通預金口座から引き落とされた。」などと記載されていたら、この勘定科目を使いましょう。
定期預金は、勘定科目『定期預金(資産)』として扱われます。
滅多に出題されないのですが第144回に出題されました。
「定期預金」という言葉があったら使いましょう。
当座預金と小切手
それでは、当座預金(とうざよきん)とは何でしょうか?
当座預金に利息はつきません。
しかし、当座預金は小切手や手形の支払いに使うことができます。
小切手を受け取った時(他人振り出しの小切手)は、『現金』の増加として仕訳しました。
受け取った小切手は、すぐにお金に換金できるからです。
一方、自分が小切手を振り出した時は、最終的に自分の当座預金から差し引かれるので、勘定科目『当座預金(資産)』の減少として仕訳します。
また、当座預金にお金を預け入れた場合は、『当座預金(資産)』の増加として仕訳します。
[ 『当座預金』が増えた時 ]
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
当座預金 | ○○○ | △△△ | ○○○ |
[ 『当座預金』が減った時 ]
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
△△△ | ○○○ | 当座預金 | ○○○ |
例題1
ペンタ社は、現金3,000円を当座預金に預け入れた。
例題2
ペンタ社は、ペンキチ社から商品200円を仕入れ、代金は小切手を振り出して支払った。
例題3
ペンタ社は、ペンキチ社に商品200円を売り上げ、代金を小切手で受け取り、すぐに当座預金に預け入れた。
複数口座を開設している場合の管理
例えば、三井住友銀行とみずほ銀行の両方の口座を持っているパターンもありますよね。
その場合、勘定科目に銀行名や信用金庫名をつけることもできます。
(例)普通預金みずほ銀行 / 定期預金三井住友銀行 / 当座預金三菱UFJ銀行
例題4
ペンタ社は、ペン銀行とギン銀行に当座預金口座を設けている。
現金2,000円をそれぞれの当座預金に1,000円ずつ振り込んだ。
なお、管理のために口座ごとに勘定を設定することとした。
理解度に応じて、ふせんの色を変更しましょう。
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当座預金、普通預金、定期預金をイラストで解説! | 今ココ! |
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問題1 当座預金への預入 | 8分 | ||
問題2 小切手の振出 | 8分 | ||
問題3 自己振出の小切手の受取 | 8分 | ||
問題4 複数口座への振込 | 8分 |