仮払金と仮受金をイラストで解説!
- 今回はじめて
- 40分
仮払金と仮受金とは?
従業員に出張費を前渡しする時に、「いくらかかるか分からないけれど、とりあえず10,000円あれば足りるね!」という感じで、概算の金額を渡すことがあります。
この「とりあえず支払っておくお金」を『仮払金』(かりばらいきん)と言います。
一方、当座預金口座にお金が振り込まれたけれど、
何の代金か分からない時があります。
このような時、『当座預金』を左に記入するのは分かりますが、右には何を記入したら良いか分かりません。
そこで、右には「とりあえず受け取っておくお金」である『仮受金』(かりうけきん)を記入します。
『仮払金』を支払った時の仕訳
取引の文章に「概算払いした」「概算額で渡した」などと書かれていた場合、勘定科目『仮払金(資産)』を使って仕訳します。
例題1
ペンタ社は、従業員の出張にあたり、旅費として現金1,000円を概算払いした。
例題2
従業員が出張から戻り、 例題1の概算払額1,000円のうち、700円を支払ったとの報告を受け、残金は現金で受け取った。
『仮受金』を受け取った時の仕訳
取引の文章に「振り込まれたが内容が不明である」などと書かれていた場合、勘定科目『仮受金(負債)』を使って仕訳します。
例題3
出張中の従業員から、ペンタ社の当座預金口座に500円が入金されたが、 その内容は不明である。
例題4
従業員が出張から戻り、 例題3の当座預金への入金は、 売掛金500円を回収したものであることが判明した。
理解度に応じて、ふせんの色を変更しましょう。
- 今回はじめて
- 40分
ユーザー登録すると、学習データの保存期間が無期限になります。(→ 更に詳しく)
仮払金と仮受金をイラストで解説! | 今ココ! |
||
問題1 旅費の概算払 | 8分 | ||
問題2 実際の金額の報告を受ける | 10分 | ||
問題3 内容不明の入金 | 8分 | ||
問題4 内容が判明 | 8分 |