買掛金と売掛金をイラストで解説!
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掛けとは?
飲み屋で「ツケといて!」などと言ったことがありますか?
とても迷惑なお客さんですね・・・(笑)
これは、「代金はあとで支払いますよ!」という意味です。
簿記ではこの「ツケ」のことを「掛け」と言います。
使い方の例を挙げましょう。
「商品を掛けで仕入れる」は、『商品を仕入れて代金はあとで支払う』という意味になります。
「商品を掛けで売り上げる」は、『商品を販売して代金はあとでもらう』という意味になります。
何となくイメージがつかめたでしょうか?
商品を掛けで仕入れた時の仕訳
商品を掛けで仕入れると「代金をあとで支払う義務」を負います。
簿記では、この義務を勘定科目『買掛金(負債)』で表します。
[ 『買掛金』が増えた時 ]
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
△△△ | ○○○ | 買掛金 | ○○○ |
[ 『買掛金』が減った時 ]
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
買掛金 | ○○○ | △△△ | ○○○ |
例題1
ペンタ社は、ペンキチ社から商品500円を仕入れ、代金は掛けとした。
例題2
例題1のあと、ペンタ社は、ペンキチ社に掛け代金の500円を現金で支払った。
商品を掛けで売り上げた時の仕訳
商品を掛けで売り上げると「代金をあとでもらう権利」を得ます。
簿記では、この権利を勘定科目『売掛金(資産)』で表します。
[ 『売掛金』が増えた時 ]
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
売掛金 | ○○○ | △△△ | ○○○ |
[ 『売掛金』が減った時 ]
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
△△△ | ○○○ | 売掛金 | ○○○ |
例題3
ペンタ社は、ペンゾウ社に商品800円を売り上げ、代金は掛けとした。
例題4
例題3のあと、ペンタ社は、ペンゾウ社から掛け代金の800円を現金で受け取った。
理解度に応じて、ふせんの色を変更しましょう。
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買掛金と売掛金をイラストで解説! | 今ココ! |
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問題1 掛仕入 | 8分 | ||
問題2 掛代金の支払い | 8分 | ||
問題3 掛売上 | 8分 | ||
問題4 掛代金の受取 | 8分 |